MONA基本情報

モナコイン (MONA) の概要

モナコイン (MONA) は、2013年12月に誕生した日本初の国産仮想通貨プロジェクトです。モナコイン (MONA) のロゴである猫のような顔は、２ちゃんねるなどのSNSで使用される文字で書いた絵のことを指すアスキーアートをモデルとしています。開発者はMr.Watanabeと名乗る匿名の人物で、ビットコイン (BTC) のサトシ・ナカモトを模倣したともいわれています。原型となった仮想通貨はライトコイン (LTC) で、ブロックの生成時間は1.5分、現在のブロック報酬は25枚、総供給枚数は1億512万枚となっています。また開発者によって事前に確保されたトークンはなく、開発者もユーザーも共通・公平な条件でしかマイニングができません。

モナコイン (MONA) の特徴

モナコイン (MONA) の大きな特徴としては、まず非常に強力なコミュニティが存在することが挙げられます。仮想通貨のコミュニティは世界共通語である英語で作られるものが多いですが、モナコイン (MONA) のコミュニティは日本語のものが多く、日本人ファンたちに強く支持されていることがわかります。そしてモナコイン (MONA) の認知度やファン数拡大を目指して、自腹を切って秋葉原に広告を出したり、モナコイン (MONA) を組み込んだ現実の記念メダルを作るなどの活動をする人たちが存在しています。実用性の面では、支払いや神社の建立に使われています。オンラインで活動するエンターテイナーに寄付をする行為である「投げ銭」としての使い方では、金額を語呂合わせにすることでメッセージ性をもたせるというような文化も存在しています。技術面では、世界で最初にトランザクション高速化技術のSegwit機能を取り入れたおかげで、送金が比較的速いということが挙げられます。これにより、ミームコイン的な側面を持ちつつ、実際の経済活動に耐える仮想通貨となっています。

モナコイン (MONA) の将来性

モナコイン (MONA) は、コンセンサスアルゴリズムにビットコイン (BTC) と同じPoWを取り入れていますが、マイニングネットワークの規模は遥かに小さいものです。これにより計算能力の半分以上を占拠し、不正行為を働く51％攻撃が過去に行われ、被害が出て価格が下落しました。また半減期が存在しているので、モナコイン (MONA) の希少性は、年々上がっていくと言えるでしょう。過去においては、実際に半減期を迎えるごとに価格が上昇しました。次の半減期は2023年頃と予想されています。モナコインネットワーク上に新しくNFT取引所「チョコモナカ」がオープンしたことにより、NFTの取引も始まるため、NFTブームが再来するときには価格上昇圧力となるでしょう。