WAVES基本情報

ウェーブス (WAVES) の概要

Wavesとは、2016年にロシアの物理学者アレクサンダー・イヴァノフ氏によって立ち上げられた分散型アプリケーションプラットフォームです。ウェーブス (WAVES) はWavesプラットフォーム上で利用される独自トークンで、ブロック報酬などの支払いに利用されます。

ウェーブス (WAVES) の特徴

Wavesの最大の特徴は、Custom Application Tokenと呼ばれる独自トークンを発行できる点です。独自トークンはトークンの名前・総発行量・追加発行の可否を設定するだけで発行でき、ICOの資金調達やプロジェクト間の支払いなどに利用できます。またLPoSと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用し、Wavesに通貨を貸し出した量に応じてマイニング報酬が増加する仕組みをとっている点や、Wave NGという技術で送金スピードをビットコイン (BTC) の10倍以上に高めている点なども評価されています。

ウェーブス (WAVES) の将来性

Wavesで独自発行されたトークンはさまざまなユースケースが考えられます。現在注目されているのが、ポイントカードの代わりに独自トークンを利用しようという試みです。例えば大手ハンバーガーチェーン「バーガーキング」は、Wavesプラットフォーム上で発行したWhoppercoinという独自トークンをポイントの代わりとして利用しています。ポイントカードの代わりに独自トークンを用いるメリットとしては、システムの導入経費がかからない点や、ポイントを他の仮想通貨や法定通貨に交換できるといった点が挙げられます。