UNI基本情報

ユニスワップ (UNI) の概要

ユニスワップ (UNI) は、DEX (分散型取引所) であるUniswapが発行するガバナンストークンです。UniswapでPool (指定された仮想通貨の組をステーキングするサービス) を行った際、ユニスワップ (UNI) がインセンティブとしてユーザーに支払われていました。これにはUniswapのユーザーを増やし、流動性を高めることで利便性を向上させる狙いがあります。ユニスワップ (UNI) はUniswap内でマイニングやプロトコル管理などの方針を決めるガバナンス投票の投票権として利用できるほか、他の通貨と交換して利益を出す投資対象としても活用できます。なお、現在流動性マイニングは実施されていません。

ユニスワップ (UNI) の創設者

Uniswapはイーサリアム (ETH) の開発者の一人であるHayden Adams氏が中心となって、2018年11月にローンチされました。Vitalik Buterin氏も開発の監修者として関わっています。

ユニスワップ (UNI) の将来性

ユニスワップ (UNI) の将来性を予測するには、発行元であるUniswapの動向を追っていく必要があるでしょう。Uniswapは数あるDEXの中でも圧倒的な知名度とユーザー数を誇り、2021年7月23日時点の取引高ランキングは約8億ドルと、DEXでは2位のPancakeSwapに2倍以上の差をつけて1位となっています。Uniswapは非中央集権性を活かした手数料の安さと、1500種類以上の取扱通貨数、Poolと呼ばれるステーキングサービスが強みです。2021年7月17日、2020年11月に終了したユニスワップ (UNI) をPoolの報酬として付与する「流動性マイニング」を再び行う提案書がコミュニティフォーラムに提出されました。もしこれが実現すれば、さらにUniswapのユーザー数が増え、ユニスワップ (UNI) の価格も上昇すると期待できます。今後の動向に注目です。