MATIC基本情報

ポリゴン (MATIC) の概要

ポリゴン (MATIC) は、イーサリアムブロックチェーンのもつ課題の解決を目指すプロジェクト「Polygon」で発行される独自トークンです。ポリゴン (MATIC) は、主にPolygon上のプロジェクトを利用する際の手数料や、プロジェクトの開発・維持に携わるユーザーへのインセンティブとしての使用を目的に開発されました。

ポリゴン (MATIC) の創設者

Polygonは、ブロックチェーン開発者のJaynti Kanani氏、Sandeep Nailwa氏と、ビジネスコンサルタントのAnuragArjun氏の3人によって共同設立されました。もともと2017年に立ち上げられた当初はMatic Networkというプロジェクト名でしたが、2019年にネットワーク移行したのをきっかけにPolygonに名称変更しました。

ポリゴン (MATIC) の特徴

Polygonプロジェクトの特徴は主に2つあります。1つめは、イーサリアムネットワークとの相互互換性です。イーサリアムネットワークはレイヤーモデルを採用していて、Polygonはイーサリアムネットワークのレイヤー2上に構築されています。Polygonの「ブリッジ」機能を活用することにより、レイヤー1とレイヤー2の間に相互互換性をもたせ、イーサリアムムネットワーク上で開発したサービスをPolygonでそのまま使う、いわばレイヤー1とレイヤー2の橋渡しが可能になっています。2つめは、手数料の安さと取引承認時間の速さです。DeFiなどのイーサリアムブロックチェーン上のサービスでは主にPoS (プルーフ・オブ・ステーク) というコンセンサスアルゴリズムによって承認作業が行われていますが、その際にPolygonのプラットフォームを介することで、より低コストかつ短時間の取引が可能になります。