ONE基本情報

ハーモニー (ONE) の概要

Harmonyは、スケーラビリティ問題の解決と分散化に特化したブロックチェーンプラットフォームです。ハーモニー (ONE) 独自のコンセンサスアルゴリズムを採用することで、高速なトランザクション処理を可能にしています。

ハーモニー (ONE) の特徴

ハーモニー (ONE) には、他のブロックチェーンと比べても高速な処理を実現する技術が多数導入されています。1つめは、FBFTという独自のコンセンサス技術です。ビザンチン問題が生じても正しく動作するようなシステムをBFTコンセンサスと呼びますが、ハーモニー (ONE) ではこのBFTコンセンサスの中でも特に速く処理できるFBFTコンセンサスが採用されています。2つめは、PoSシャーディングという技術です。従来のシャーディングでは、PoW (プルーフ・オブ・ワーク) というコンセンサスアルゴリズムが用いられていたため、行った取引処理の量によって強いシャードと弱いシャードが生まれ、弱いシャードがかんたんに攻撃されてしまうという点が課題でした。しかし、ハーモニー (ONE) はPoSでシャーディングが採用されているため、シャードの強さを均一化し、安全な取引を実現しています。3つめは、Kademliaという技術です。シャーディングでは分散して処理を行う分データの行き来が増えネットワークに負荷がかかってしまいますが、ハーモニー (ONE) はこのKademliaという技術により、データの移動の最短距離を検索し実行することで、ネットワークにかかる負荷を最小限に留めています。

ハーモニー (ONE) の将来性

Harmonyは最新の技術を導入し、次世代のブロックチェーンプロジェクトとして注目されています。Harmony以外にも高速なトランザクション処理を実現しているプロジェクトは多数存在しますが、特にHarmonyの強みであると言えるのは、信頼性の高さでしょう。Harmonyの開発チームはGoogleやAmazonといった経歴を持つエンジニアを中心に豪華なメンバーで構成されているほか、Harmonyは大手仮想通貨取引所BINANCEの審査を受けたIEOトークンでもあります。